2016年1月5日掲載
新年おめでとうございます。
みなさま、お正月いかがお過ごしになりましたか?
私は久しぶりに息子たちや孫たちが訪ねてきてくれたので楽しく過ごすことができました。
私の父はもう亡くなって16年になりますが、
やはり開業医で、私の小さかった頃、休みなんてほとんどなかったような気がします。正月はやはり患者さんも遠慮されるのでしょう、いつもの休日ほど多くはありませんでしたが、それでも急な往診の依頼はあり、ほろ酔いの状態でも出かけて行った(大昔の事で今ほど車社会では全くありませんでした、)ことなど思い出されます。
定かではありませんが昭和40年台半ば頃から休日当番医制が、旧古川地区でも発足してから、父も正月は、やれゴルフだとか、ごろ寝などでのんびりくつろげるようになりました。
現在は一次から二次、三次の救急体制が組まれ、我々開業医も正月はゆっくりできるようになりました。私は訪問診療や施設の嘱託もしている在宅支援診療所ですが、何かあったら訪問看護師さんや施設の看護師さんなどが、初期対応してくれて、必要に応じて私に連絡というシステムになっています。
看護師さんが患者さんから、しっかりと信頼されているので、正月は余程のことがないかぎり往診はありません。
また今年は正月の当番医も回ってこなかったので、おかげさまでゆったりできました。
ゆったりすることは大事なことです。心に余裕を持たないと物事はうまく運べません。
検診も受けたし、血圧は薬でコントロールしているし、メタボは避けたいから酒と食事には注意しつつ、なんとか運動する時間をひねり出して、 あとは運だけだ(これだけは仕方がない)という気持ちでおります。
今年もよろしくお願いします。