宮城県大崎市三本木町の呼吸器科・アレルギー科・内科

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診療室から コラム診療室から コラム

ウイズコロナ時代を生きる

2022年10月6日掲載

この10月から5回目の新型コロナワクチンが始まりました。

従来の株に加えて現在流行中のオミクロン株にも効力があるいわゆる2価ワクチンです。
さらに今年中にはオミクロンBA5.0に特化したワクチンも市場に出るようです。
さてさて、これから先、どれだけワクチンを打つことになるのでしょう。

多くの専門家がいろいろ意見を述べておりますが、正直はっきりしたことはわからないでしょうね。

現状では第7波の流行は収束に向かっていることは確かなようですが、完全にはおさまりきっておりません。やはりこの冬第8波がやって来る可能性は否定できませんし、インフルエンザとのダブル流行も心配ですね。
3年目ともなれば、そして流行が収束に向かっているとなれば、まだ大っぴらにマスクを外すことに抵抗はあるにせよ、ウィズコロナ時代の生き方はめいめい自分自身で考え行動していくしかありません。

私は、専門家の発する科学的に裏付けられた確かな情報に基づいて、行動範囲を徐々に広げていこうと考えています。コロナ禍以前に戻す準備ということですね。
コロナはずいぶん日本の社会を痛めつけました。病に倒れた人だけでなく、多くの人々が職を失い、多くの資産が失われました。そのために亡くなった方々も沢山いらっしゃいます。
でも随分勉強にもなりました。 矢継ぎ早にワクチンが開発され、特効薬も、目処がつきそうです。こんなにも早く開発されるとは!科学技術の発展には様々な否定的な面もありますが、これは間違いなく素晴らしい成果です。

その一方では様々な噂、フェイクも駆け巡りました。結構多くの人がコロナ陰謀説や反ワクチンを信じていることに、驚かされました。
院長を退いた私は、診療を息子に任せコロナのおかげで、お家時間がグンと増えました。
もっぱら読書三昧とTVの同じような内容の時事番組を見てばかりいるおかげで食欲もなくなり、足もふらつくようになり、多少の労さで息切れを感じるようになりました。すっかり爺さん気分です。

高齢の患者さんの中にはディサービスやリハビリもできなくなり、家族や友達とも会えなくなって寝たきりや認知障害がより進行した方も少なくありません。
如何に人と人との交流や体を動かすことが大切なことか、今更ながら気づかされました。

今回のパンデミックに限らず、地震や洪水、戦争など、心穏やかでない日が続きます。
せめてワクチンをまた打って、なるだけ穏やかに過ごせるよう、残された人生(いつまで続くかわからないけど)生きていきたいと思います。


理事長 近江 徹広