宮城県大崎市三本木町の呼吸器科・アレルギー科・内科

  • 文字サイズ変更
  • 縮小
  • 標準
  • 拡大
  • 当院のご案内
  • 診療科目
  • 初診のご案内
  • アクセス
MENU

診療室から

HOME > 診療室から

診療室から コラム診療室から コラム

年の終わりに当たって

2021年12月13日掲載

今年も残り少なくなり、皆さま何かとお忙しいことでしょう。

それにしても昨年に続いて今年も新型コロナで明け暮れた一年でした。

緊急事態宣言は首都圏や大阪などのみならず、全国的に何度か発令されましたし、宮城も例外ではありませんでした。

しかしどうしたことでしょう?あれほどもういをふるった第5波は10月末頃から急激に収束し、今やわが大崎市ではほとんどコロナ陽性者を見ることはありません。

この分では2年ぶりに華やいだ気分でお正月が迎えられる!かも、、、と期待していました。

しかし、オミクロン株の出現で状況は一変しました。

まだまだわからないことだらけではありますが、今回の変異株はデルタ株の何倍もに感染力がありそうで、未だデルタ株が落ち着かない海外では大きな脅威と考えられています。

今日本では感染者はかなり少ない状態が続いています。

これだけ、新型コロナを抑え込んだ背景にはワクチンの高い摂取率に加え多くの人々がマスクや手洗い、そして3密を避ける、といった生活習慣を守り通したからかもしれません。

そんな中での新たな変異株の出現!正直、私も医療者の立場にありながら、「ようやくホッとしつつあるのにまたかぁ」というがっかり感もあります。皆さんも同じ思いでしょう。

あと2週間もすればオミクロンに対する、より正確な情報が得られるだろうとのことです。そうすれば対応の仕方も自ずと決まってくるでしょう。

3回目のワクチン接種も早まるようですので、なるべく多くの方々が受けられるようお願いします。

怖がっていても仕様がありません。これまでいろいろ対応して失敗も経験してきました。大いに勉強もしてきました。ワクチンや治療薬も進歩しています。

まあ、やれることはきちんとやって、来年こそ、コロナ危機を克服しましょう。


理事長 近江 徹広