診療室から 〜院長 近江 徹広コラム〜

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2020年9月3日掲載With corona(ウィズコロナ)の時代

残暑厳しい折、皆様お元気でお暮らしでしょうか?

でもいくら暑くとももう9月です。暑さもそういつまでも続きません。

しかしコロナとなると、今のところなかなか先は見えませんね。

宮城県でも毎日何人かの感染者が報告されています。

間違いなく第2波と言ってもいいでしょう。

ただ、この間、新型コロナについてかなりのことが分かってきました。

まず感染しても無症状の人がかなり多いということ、発症しても80%は軽症で
およそ10日以内には改善すること、いわゆるただの風邪と考えてもよい人が多いといえます。

感染力が強いのは発症の前日から発症後の5〜6日くらいでそれ以降は弱まる、ということなども分かってきました。

問題は重症化する人が15〜20%くらいいて、亡くなる人も5%ほど(しかし最近の我が国ではもっとかなり少ないです)、 その大半は高齢者であり、ガンや高血圧、糖尿病、慢性の呼吸器病など合併症を持った人ということです。

小児や若年者、健康者では風邪くらいで済んでも伝染力はインフルエンザなどより遥かに強いので、高齢者や医療や介護従事者にうつさない、流行させないことが何より大切です。

今は大崎地域ではコロナは抑えられていますので、恐れすぎる必要はありませんが、もしクラスターが発生すれば誰にでも感染者になる可能性があります。
感染者となってしまい、個人攻撃やら風評被害を恐れるあまり受診や検査をためらう人が現れることが大問題です。
第一波の時にみられた、感染者や発病者、さらにはコロナの対応に当たった医療者に対する言われなき、非難や攻撃などはあってはならないことです。

多くの報道がなされてはいますが、当面、特効薬やワクチンは期待できないでしょう。

それでも我が国では欧米諸国と比べ圧倒的に感染者もそして死亡者も少ない。
その理由ははっきりわかりませんが、三密をさけ、マスク、手洗いといった基本的は防御策を守り、その中で慎重に社会生活の範囲を拡張していく生活を守り続けていくことがウィズコロナの時代には求められていくことになるのでしょう。

ウィズコロナの生活態度が広く普及すると、この冬に懸念されるインフルエンザや他の感染症もかなり抑えられると多くの専門家は予想しております。
現に1〜2月はインフルエンザも感染性胃腸炎も例年になく発症数が減りました。

いつになるかはわかりませんが、いずれ新型コロナも、これまでの風邪ウイルスの様になっていきます。

早くその日が来るといいですね。

0229-52-3057
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