診療室から 〜院長 近江 徹広コラム〜

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2016年6月13日掲載メタボが心配です。

 未だペットロスから完全に回復してはいませんが、毎日忙しくして頑張っています。
何しろ健診シーズンですから。

 さて毎年特定健診が行われています。別名メタボ検診です。

 まず腹囲を測定して、基準値を超えた人で、
血圧、中性脂肪値、血糖値、のうち2項目に異常がみられたらメタボリックシンドロームと言われます。

 何が問題かというと、メタボの人では動脈硬化が進行し、その結果、脳卒中や心筋梗塞など心臓病になる確率が高まるからです。

 もちろん、脳や心臓だけではなく動脈硬化は全身に及びますので、その影響はほとんど全臓器に及びます。もともと、高血圧や高脂血症、糖尿病は単独でも動脈硬化の危険因子です。

 そして肥満そのものも動脈硬化の危険因子なのです。ここでいう肥満とは単に体重が基準値より多いということだけではありません。

 体脂肪とくに腹部の内臓への脂肪の沈着が多いということです。お尻に代表される皮下脂肪は別です。本来はCT検査で測定するとより正確ですが、健診では便宜上腹囲を測定しております。だから一見、やせ型の人でも、メタボと診断されることもありますので要注意です。このタイプは隠れ肥満と言われます。

 かって、太っていることは栄養豊かで堂々たる貫禄などと評価する向きもありました。


  肥満の人は高血圧や、糖尿病、高脂血症など持っている人が多いので要注意と言われたこともありました。でも現在では内臓肥満の脂肪細胞そのものが動脈硬化を進行させるある種の活性物質を出すことがわかっています。

 ということで、太っている、かっぷくが良いというのは褒められたことではないということです。最近、私が心配しているのは肥満児の多いこと!です。メタボ対策は子供のうちからが大切です。オット、タバコをやめると太るから嫌だ!というのも論外ですヨ。

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