診療室から 〜院長 近江 徹広コラム〜

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2015年1月8日掲載皆様、よい年でありますように

 新年おめでとうございます。

 皆様にとりまして今年もよい年でありますよう、ついでに私にとってもよい年でありますよう願ってやみません。

 さてこのお正月いかがでしたか?

 私は年末に孫達をつれてドライブの途中、交通事故にあいまして、幸い誰もケガはなかったのですが我が愛車は大破、たいへんな思いをしてしまいました。

 巻き込まれ事故です。

 よくこの世は一寸先のことはわからない、といいますね。そのことは頭ではわかっていても経験して初めて実感するものですね。

 それもなんどもなんども経験してそのたびに実感する。
 不幸なめにあったとき、自分になんら落ち度がなくてもなぜこんなことが私におきるだろう?と怨言もいいたくなります。ひどく落ち込んでなかなか立ち上がれないこともあるでしょう。

 このことは病気でもそうですね。タバコも吸わない、酒もほどほど、健康には常に気をつけ、健診を怠らない、でも病魔におそわれることはある!

 それでも若いうちは、重い病気にかかる確率は低い。もちろん、若くして難病に罹ったり、たいへんな事故に遭遇して後遺症に悩むひとはいらっしゃいます。でも歳を重ねる毎にリスクは増すことは事実です。

 今日では医療のめざましい発展ばかり報道されるので、病院にいけばなんでもなおってしまうような幻想にとらわれるこのともあるかもしれません。しかし加齢にともなう身体、精神の障碍は抑えられることはあっても元に戻すことはできません。

 私も昨年、高齢者のなかまいりをしました。

 多くの障碍をかかえたご老人を診て今思うことは、もしまだ時間が許されるなら、まだ時間に余裕があるのなら、老いと死について思いを巡らしこれからどう生きるかを考えつづけていかねばならないということです。

 今後、さらに高齢社会は進みます。わたしども団塊の世代がそろって後期高齢者になる10年先のことを国も地方自治体もたいへんな危機感をもってその対応を大急ぎで検討しています。
とはいっても私も突然の病魔におそわれたら、たいへんな事故に巻き込まれたら、慌てふためくか、悲観のどん底におちいるか、もちろん自信はありません。それはそれであたりまえのことです。

 ただし、病も死も避けられないので、必ずいつかは受けいれる覚悟を持つようにならざるを得ません。

 病気になったとき、治るなら簡単です。医療をうければよい。

 しかし、むずかしいときには覚悟をきめておく。完治めざして頑張るか、受け入れるか。


 ではお年寄りは、それまでどう生きればよいのでしょう?

 まずはここまで生きてきたことを感謝し、あとは自分の好きなように生きる、イヤなことはしない、もし余力があるならどんな形でもよいから一寸くらい」社会に貢献する気持ちで生きていくのがいいのではないでしょうか?

 まあ去年高齢者の仲間入りしたもので偉そうなことを云わせてもらいました。

 自動車事故ですか?まあケガがなくてよかった。なんといっても同乗者の嫁と孫達、先方もご無事でよかった。これで今年はよい年になるかも。

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